モネ展回顧、年をとった僕には何が見えるのだろう?

モネ展、行ってきたんです。

マルモッタン・モネ美術館所蔵 モネ展|東京都美術館

僕、絵心とか全くなくて、描くのもダメなら見る力もない。美術の成績もずーっと2か3。味のある個性的な下手でもなくて、普通に平凡な下手なんですよね。

でも、たまーに美術館とか行くんです。

行く動機は「何となく」

「この絵がみたい!」とかもあまりなくて、本当にふらふら~っと。

唯一目的があるとしたら、画家がどういう人生を歩んできたか年表を見ながら絵を鑑賞するのが楽しいくらいです。

今回も「芸術の秋っぽいことをしよう」という理由で行きました。

本当の良さ、わからなかったかもしれないけど・・・

僕も絵に圧倒された経験というのが一度だけあるんです。

10年くらい前にイタリアに行ったときに見た「ヴィーナスの誕生

あれは、凄かったですね。

絵を目の前にして、ほんと圧倒されてしばらく動けなかったですから。

どこがいい、何がいいなんて言えないんですけど、ただただ圧倒された。それに尽きます。

イタリア以来、何回か有名画家の展示会には行ってるのですが、圧倒されて動けなかったというのは、後にも先にもあの1回だけですね。

で、今回も圧倒されるような感動はありませんでした。

モネというと「睡蓮」が有名なんですけど、睡蓮も僕にとっては「うーん、イマイチぱっとしないなぁ」

モネってパッとしない絵が特徴なんですけどね。

夕日に照らされる海岸沿いの風景と、海に浮かぶヨットの絵が良かったかな。

夕日は、僕の馴染みの深い新潟の海岸沿いの風景を切り取った写真みたいで気に入りました。

ヨットの絵は近くで見ると全体的な風景だったんですけど、離れて見たらヨットが浮き出て目立って見えたんですね。「おー、見る位置によって印象が変わるんだ、すげー」って。

ホント、そんな印象しかないんです。ショボいですよね。

ただ、

モネの晩年に描いた絵を見て、ひとつのことを考えたんです。

僕にはどういう風景が見えるのだろう

それまで淡い色でぼや~っとした絵ばかりだったのに、晩年は色使いが激しくて、赤とか黄色とか原色のまま描き殴った感じ。

解説にも「すんげー塗り重ねてて、正直何描いてるかよくわかんない」みたいなことが書いてありました。※表現かなり砕いてますよ。

モネの晩年は、奥さんや子どもに先立たれ、目も白内障でうまく見えなくなってきて、そんな中で自分で作り上げた庭園を描きまくっていました。それこそ死ぬ寸前まで。

赤とか黄色とかグッチャグチャで、解説無いとよくわかんない。

後ろにいたおっちゃんが「モネの晩年の絵は離れて見ないとわからないな」と呟いていたので、試しに離れて見たんです。

やっぱりよくわからなかったです。

よくわからなかったんですけど、ひとつだけ感じたのは「晩年のモネには風景がこう見えていたのかもね」ってこと。

多分モネには、日本のしだれ柳も、バラの小道も、長年愛した睡蓮も赤や黄色に見えていたんでしょうね。

そう考えたときに「僕も年を重ねれば、今見ているこの風景が、違った色、違った形に見えるのかも!?」と思っちゃったんです。

・・・

・・・でもね、すぐに「いや、やっぱり変わんない。今と同じように見えるんだろうな」って悟りました。

青や緑に見えてたものが、赤や黄色に見えるようになったら、それこそ芸術家やってるだろうって。きっと何年経っても、僕のお気に入りの風景は同じままに見えるんだろうって。

・・・

・・・でもね、そこでまたひとつ考えたんです。

「それって自分が気づいてないだけじゃないの?」

って。

アウトプットしていこうぞ

多分、見え方感じ方って変化してるんだろうけど、自分じゃ気づかなんじゃないかって。ちょっとずつ変化していくからわからないだけじゃないかって。

じゃあ、変化を感じるために、気づくために何をしたらいいかっというと、常にアウトプットしていくことなんじゃないかなー、なんて思っちゃったわけです。

そう、画家が絵を残すようにね。

年齢とともに、重ねた人生経験とともに、感じ方もアウトプットも変わるんじゃないかって。

感じ方も違う。

アウトプットも違う。

インもアウトも違えば、出来たものって相当違うはずですよね。

そこで初めて自分の見た風景の違いに気づくんじゃないかって。

だから僕も、今まで以上にアウトプット残そうって。

そう感じたモネ展鑑賞でした。

素人の感想ですけど、

たまには芸術に触れるのもいいものですね。

おしまい。

 

P.S.

とりあえず、

僕もこれから絵描いちゃおうかなーって。

節目節目で

それこそモネのように、自分の家の庭を描いてみようかな。

油絵はハードル高いから、

まずは水彩画をスケッチブックに。

 

※芸術に造詣の深い方、めちゃくちゃな内容ですいません。。。突っ込みどころ満載かもしれませんが、なにぶんお見逃しを・・・